イズイズカメレオン

以前行灯の展覧会のときに参考出品していた椅子が東京のショットバーで使われる事になりました。



これは行灯展の時のものですがショットバーでは



店内は



入口は



こんな感じです。

もんじゃ焼きで有名な月島にある「バー京や」と言うお店です。

東京にお出かけの際は寄ってみてください。

  

和歌山市内に建てられたこの家は施主様の強いご希望で、「偽物を一切使わないで欲しい」というものでした。無垢の木、コンクリート、土、鉄、硝子、紙等は使用可。貼り物は一切ダメ。と言う条件の中で出来たものであります。









尚この建物には約１０畳の地下室もあります。  

あまり長い間更新していなかったのでコリャいかんと思い更新します。
でも何を書こうか？

底で私の作品を時系列に沿って少しずつご紹介させていただく事に。

まずはデビュー作の「囲炉裏のある家」から

今を去ること二十数年前の、まだ昭和だったころの作品です。

和歌山は、かつらぎ町天野にあります。





  

十数年前に設計をした建物の外壁を塗り替えました。
海に面したところにあるものですから傷みがひどく早く手立てを講じないと
大変な事になりそうでした。
新築当時の写真がこれです。




洗浄中の写真がこれ



そして工事完了写真がこれ





仕事中に施主さんから職人さんがハマチや鯛をもらったそうです。

施主さん自身が釣って来たものらしいのですが、職人さんが恐縮して

親方にどうしてお返しをすればいいのでしょうか？と尋ねたらしいです。

親方いわく、「仕事で、きっちりお返ししろ」と

この建物は刷毛で塗っていく大変手間のかかるものでしたが、

一筆一筆、一刷毛一刷毛塗り重ね施主さんにも職人さんにも

思いが重ねられる建物になれて良かったと思っています。  

いつもお世話になっている龍神村の奥野氏に襖紙を漉いていただきました。  

以前に外観をアップした建物の内部です。  

この前の続きです。あえて、アルミサッシを使っていません。

内部も近いうちに発表できると思います。  

やっと外部足場がとれました。

これから内部の最終仕上げと、外構工事です。

どんな木を植えようか只今打ち合わせ中です。  

奥行き約４．５ｍ巾４５ｍという建物の改造でした。

室内をお見せできないのが大変残念ですが、大変面白い作品になりました。  

今日はじめて私の仕事の作品をご紹介します。

空から見ればグランドピアノにみえる住宅です。

もちろん、リビングにはグランドピアノ、コーヒーテーブルも同じデザインです。

このテーブルの脚は実はボーリングのボールです。