2010年04月22日

和歌山市内の銅像5

さて和歌山市内の銅像シリーズも今日が最後になりました。
最後は和歌山が生んだ奇才「南方熊楠」です。
銅像は寄合橋近く橋丁にあります。それがこれ!
和歌山市内の銅像5
彼について語りつくすのは無理なので少しだけピックアップして書きます。
今生きていれば147歳です。
和歌山市内出身で今の雄湊小学校、桐蔭高校卒業。
大学予備門(現東京大学)に入学、でも二年後中退。
同級生には「夏目漱石」「正岡子規」らがいます。入学したころ
お父さんが「南方酒造」今の「世界一統」を創業しています。
語学堪能で19カ国語も操ったと言われています。
イギリス留学時にはあの孫文と親交をもち、大英博物館で暴力事件をおこし
大英博物館から出入禁止の処分をうけています。
昭和天皇とのやりとりも有名ですよね、マッチ箱に粘菌の標本を入れて渡したとか。
また昭和天皇は白浜に来たとき「雨にけぶる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ」
という歌を詠んでいます。
また熊楠の脳は阪大医学部にホルマリン漬けとして保存されているのですが
これは彼が自分で脳を調べてくれとお願いしたらしい。
熊楠という人、とてもとても普通の人ではありません。なかなか面白いですよ。



Posted by イズイズ at 09:37│Comments(2)
この記事へのコメント
知らなかった~ 和歌山にそんなスゴイ人がいたなんて、、、
Posted by やん at 2010年05月01日 14:17
やんさん 書き込み有り難うございました。
私もいろいろ調べているうちにびっくりしました。
でもあと思いつくのは小学校にあった二ノ宮尊徳しか知らないんですけどね。
Posted by イズイズ at 2010年05月02日 13:58
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